本好きプチFIREのゆるいブログ

本とお金、そして東芝ブレイブルーパス東京を中心としたラグビーのブログをはじめてみました

星の王子さま サンテクジュペリ/著 集英社文庫 レビュー

 まだ図書館から予約本が借りられないので、またまた子供らが持っている本から探してきました。「星の王子さま」は聞いたことがあるものの、読んだことはない本です。子供ら(うちの子は男ばっかりです)が何故この本を持っていたのかは謎です。

 書評を書くにおいて、やはり正直なことを書かなければならないですね。勿論、避難中傷は避けるべきだと思いますが。

 と前振りを振っておいて、一言で言いますと、よく分かりませんでした。更に言えば、この本が名作に挙げられている理由もよく分かりませんでした。自分の読解力不足と言えば、確かにその通りです。世界的に翻訳されているということですので、読む人が読めばよく分かるのでしょう。私はその域に達していなかったのだと思います。

 一応、子供らにも感想を聞いてみたところ、私と同じ意見でしたので、私ばかりが分からなかった訳ではないようなので、その点は安心しました。

 訳者(池澤夏樹氏)によると、サンテクジュペリの母は詩人で2冊発行しているそうです。そうであれば、彼もその素質を受け継いでいる可能性が高く、詩的要素を多く含んだ本ということになるのでしょう。

 私は昔から詩にはあまり興味がなく、今までもほとんど読んだことはありません。そういう詩的な素養がない者にはハードルが高かったということでしょうか。文の量が少なかったので、一通り読み終えることができましたが、量が多ければ多分途中でギブアップしたと思います。

 という訳で、「星の王子さま」を読んだ素直な感想でした。

地図で読むアメリカ ジェームズ・M・バーダマン/著 朝日新聞出版 レビュー(3)

 日本でも地域による特徴を一言で言い現わすのは難しく、ましてや一回読んだ国の10の地域の特徴をとても覚えられません。

 その中で記憶に残ったことを記すと、

1.地域間の経済的な差が激しい

 アメリカは地域による経済的な差が激しいですね。何となくですが、東海岸部はエリート、西海岸部もエリート、その間に挟まった中央部は農耕などが主流という、あまりにもいい加減なイメージを持っていたのですが、ウェストバージニア州を中心としたアパラチア山脈の地域、南部地域に属する、アーカンソー州ルイジアナ州ミシシッピ州は、貧困率が高いようです。

 それは、土地が痩せているからとか、あるいは企業誘致のため最低賃金を低くしたり税金を安くしたりする一方、福祉や教育には金をかけないとかいったようなものだったりします。自然条件はしようがないものの、最低賃金や税金などは州政府が決められるものですから、改善の余地があると思うんですけどね。これらはもう少し突っ込んでいかないと分からないところではあります。

2.不法移民の問題

 メキシコとの国境を接する、カリフォルニア州アリゾナ州ニューメキシコ州テキサス州中南米からの不法移民に悩まされています。これは、日本でも報道されていましたので、度々耳にしておりましたが、少し根深いのが、これらの不法移民を安い労働力として使用している企業がいることです。治安だけではなく、お金が絡み合っているので、一筋縄ではいかないでしょうね。

 お金が絡むということは、利害関係が絡んできますよね。そして、民族や宗教も絡んできますので、アメリカのこれらの問題は難しい問題にならざるを得ないと思いました。

地図で読むアメリカ ジェームズ・M・バーダマン/著 朝日新聞出版 レビュー(2)

 宗教と聞くと、あまり宗教に詳しくない私のようなものだと、「キリスト教ユダヤ教でしょ」と思うのですが、キリスト教でも、カソリックプロテスタントがありますね。このあたりは私でも認識しているのですが、プロテスタントでも、バブティスト派、メソジスト派ルター派など聞き覚えのある宗派のほか、改革派教会、聖公会セブンスデー・アドベンチスト教会、ホーリネス教会、ペンテコステ教会、ディサイプルスなどがあるようです(一部Wikipedia抜粋)。また、アメリカ発祥の異端としては、末日聖徒イエス キリスト教会(モルモン教)もありますね。 

 ちょっと脱線しますが、「アメリカ」と聞くとキリスト教は信仰していても先進国ですので、「あまり原理主義に走らないのではないか」と思っていたのですが、地域によってはそのようなこともなく、ケンタッキー州には「アンサーズ・イン・ジェネシス」という宗教団体が、創世記を文字通り解釈して、ノアの箱舟を再建したとのこと。約170mに及ぶ長さの箱舟の建造に1億ドル(約110億円)かけたそうです(びっくり!)。創世記に基づく解釈は「創造説」と呼ばれ、公立学校の教科書にも影響を与えているというのですから、「アメリカ」と言っても一つでないことが良く分かります。

 そして、これらがモザイクように絡みあって国家を形成しております。少し丁寧な言い方をすれば、まさしく「多様性の国なのだな」と言ったところでしょうか。

 (続きます)

地図で読むアメリカ ジェームズ・M・バーダマン/著 朝日新聞出版 レビュー(1)

 今週は図書館で借りられる本がないので、子供の本棚を見ていたところ、「地図で読むアメリカ」という本を目にしました。子供に「これ、買ったの?」と聞いたところ、「大学の授業で使った本だけど」とのこと。更に、「多分、面白くないよ」とも言われました。

 でも、題名が面白そうだし、特に読む本もないので、読んでみました。念のため、図書館の検索システムで調べたところ、私の自治体の図書館には所蔵されてましたね(予約は入ってませんでしたが)。

 出版年月を見ると、「2020年4月30日 第一刷発行」とありますので、最近出版された本のようです。

 で、その内容ですが、アメリカは50州あるのですが、それを大きく10に分類して記載されてます。私たちは、テレビやネットで情報を得ているつもりですが、それらはやはり一部も一部、極一部であって、地域による差はとても大きいものだと思いました。

 アメリカは、先住民、移民が混在しております。そして、開拓の歴史によって、地域による差がまちまちです。移民も、欧州系、中南米系、アフリカ系、アジア系と多岐にわたり、それなりの歴史を持っています。欧州系は白人として一括りにしてしまいがちですが、その中でも、イギリス、ドイツ、イタリア、アイルランド、ロシアなどがあり、それぞれに特徴があります。そして、ユダヤの系列もありますね。

 地域、民族が様々で、これに宗教が加わってきます。

 (続きます)

積立投信開始予定

 バリュー平均法について調べている際、その他関連することも調べていました。その内の一つに証券会社への入金があります。積立投信をする際、銀行からの入金だけではなく、カード決済もできるんですね。カード決済にすればポイントがつきますよね。地味にポイントを稼ごうかと思っています。

 で、SBI証券と楽天証券を調べたところ、50,000円までカード決済できるようです。楽天証券ですと、カード決済とは別に100円1ポイントがつくようですね。積立投信の場合、ドルコスト平均法になるのですが、ま、それはそれでいいかなと思いました。

 という訳で、近々、SBI証券と楽天証券で、カード決済枠上限の50,000円ずつ開始しようかと思っています。銘柄は、SBI証券は「SBI・V・S&P500」、楽天証券は「eMAXIS SLim 米国株式(S&P500)」でいこうと思っています。

 この2つ、「S&P500」に連動しているので、事実上同じ銘柄と言えなくもありません。銘柄を分散することも考えたのですが、「S&P500」そのものが、既に分散して投資してるというものですし、両方とも低コストインデックスファンドです。信託報酬も低く、買付手数料もありません。それなら、「同じ銘柄に100,000円積立投信をする」と思えばいいかと思いました。

 この金額であれば、先日利確した「ひふみ投信」で数ヵ月は持つでしょう。それまでに、日経平均が29,500円くらいになってくれればいいなと思っています。

バリュー平均法

 前回のブログで記載した、「自分でやさしく殖やせる確定拠出年金最良の運用術」を借り、「バリュー平均法」の記事だけ読みました。

 ほぼほぼ、前回のブログで記載した内容でしたね。ただ、この投資法は3ヵ月に1回の買いを推奨していますので、投資初心者にもやりやすい方法ですね。また、「例えば退職金のような、ある程度まとまった金額を投資する場合は、2年くらいでポートフォリオを完成するのがよい」と記載してありましたので、期間を2年にしようと思っています。MBA太郎さんは、アレンジをしたようなので、私も進めていくうちにアレンジするかもしれませんが。

 さて、さあやろうと思ったのですが、よく考えてみれば手持ちのお金がないことに気づきました。現在投資先は、持株や確定拠出年金を除いて、「ひふみ投信」に集約してしまいましたので、生活費でプールしている分を除いて、まとまった現金がないんですね。前回一部売却しましたが、全体の数パーセント程度ですので、これでは足りないです。オミクロンや中国恒大なので、相場が下げており、今利益確定するのは勿体ないですね。

 という訳で、相場がもう少し持ち直して、せめて日経平均が29,000円後半あたりになったあたりで、ある程度まとまった金額を売却したいと思います。買いが3ヵ月に1回くらいですので、最低でもそのくらいを売却しようかと思っています。

 ま、元々3ヵ月に1回くらいの投資ですので、少し気を長くしてやっていこうと思っています。

新しい投資法の記事を見つけました。

 私のひふみ投信の買い方は、「ドルコスト平均法」というもので、毎月一定額をコツコツと買い付けるのですが、また別の投資法の記事を見つけました。

 積極的に探していた訳ではないのです。私のスマホはアンドロイドで、ウェブブラウザはクロームですが、ウェブを開くたびにお薦め記事が出てきます。その中で見つけたものです。

 

diamond.jp

 

 バリュー平均法という方法だそうです。ドルコスト平均法は、一定金額を定期的に買っていくやり方ですが、バリュー平均法は、それにアレンジを加えたようなやり方です。大きく違うのは、「上がった時はより少なめに、下がった時はより多めに買う」といった感じで、時に利益確定もするようです。

 今回ダイヤモンド・ザイで紹介されている方は、MBA太郎さんという方で、「MBAのインデックス投資」というブログも書かれています(こちらも はてなブログ なんですね)。

 

hiroshitree.hatenablog.com


 MBA太郎さんは、岡本和久氏の「確定拠出年金最良の運用術」という本でこのバリュー平均法を知り、さらに自分なりにアレンジして資産構築をされたようです。

 そこで、図書館の検索エンジンで、この本を検索してみました。ダイヤモンド・ザイでは、「確定拠出年金最良の運用術」と記載されていましたが、検索結果は「自分でやさしく殖やせる確定拠出年金最良の運用術」でした。多分こちらで間違いないと思います。

 早速借りましたので、この投資法を勉強したいと思います。