本好きプチFIREのゆるいブログ

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書くことについて スティーブン・キング/著 小学館文庫 レビュー(1)

 この本も何冊かの本で目にしたことがありましたので、図書館から借りて読んでみました。

 表紙の裏に著者の文献が書いてあるのですが、ホラー系が多いのですね。私が知っているのは「シャイニング」だけでした。もっとも、読んだのではなく映画で見たのですが。私はあまり映画を見ないのですが、結構印象には残っています。

 でも、この時点で「何について」書いているのかを推察するべきでした。つまり、この本は小説を「書くこと」について書かれている訳です。私は小説を書くつもりはないんですね。この本を読もうとしたのは、「文章の書き方のエッセンス」などが書かれていると思ったからです。が、悲しいかな、途中で止める勇気がなくて、結局最後まで読んでしまいました。

 さて、どのようなことが書かれているかについては、「訳者あとがき」がよくまとめられています。この本を読む前に、まずそれを読むことをお薦めします。そうすれば、私のような勘違いをしなくてすむと思いますので。

 とは言え、書評ですので、少し書いてみたいと思います。

 「作家になりたければ、たくさん読み、たくさん書く」
 これが著者の言いたいことですね。勿論、その外にもいろいろ書かれています。
 「動詞はできるだけ能動態で書く」、「副詞はできるだけ使わない」、
 「毎日、出来れば1,000語程度は書く」、「部屋のドアを閉じて集中して書く」
 などなど。

 「たくさん読み、たくさん書く」と書けば、身も蓋もない表現ですが、著者の言いたいというのは本音だと思いました。

 (続きます)