初心者にお薦めの投資方法(4)<購入の仕方>
株式や投資信託などの買い方は幾つかあります。すぐに思いつくのが、まとまった金額で株式を買う、あるいは、投資信託を買うというものです。以前のブログで、株式を買うときは、3度に分けると良いと記載しましたが、今回は別の方法です。
具体的には、初心者にお薦めの投資方法(3)<るいとう・持株制度>で紹介した買い方と同じです。毎月、一定額を買っていく方法です。これを「ドルコスト平均法」と言います。
この買い方は短期で利益を求めるのではなく、数年(場合によってはそれ以上)かけて利益を追い求めていく方法です。株式にせよ、投資信託にせよ、るいとうにせよ、相場の変動は受けます。相場が上がっていく局面もあれば、下がっていく局面もあります。
一定額で買いますので、相場が高ければ買う数は減りますが、相場が低ければ買う数は増えます。そうしていくと、相場の変動をあまり受けずに利益を少しずつ積み上げていくことになります。
初心者(ばかりではないでしょうが)は、相場が高くなれば「もっと上がるから早く買わねば」と思ってしまい、相場が下がれば「もっと下がるから早く売らねば」という心理になりがちです。本当は、相場が安い時に買って、相場が高くなったら売れなければなりません。そのコントロールが出来ないんですね。