本好きプチFIREのゆるいブログ

本とお金、そして東芝ブレイブルーパス東京を中心としたラグビーのブログをはじめてみました

お薦めの著者(3)<経済評論家編③>

 前回のブログからの続きです。

 三人目は加谷珪一さんです。読んだきっかけは忘れてしまいました(笑)。Webの記事で見かけたか、たまたまタイトルが面白そうだったからか、多分、そのあたりだろうと思います。

 今までで3~5冊程度読んでいます。面白かったのは、「お金持ちの教科書」、「大金持ちのお金の教科書」ですね。仕事柄、富裕層と接することが多かった加谷さんは、彼らの考え方、ふるまいなどをまとめて本にしました。こういった切り口の本を読んだことがなかったので、とても刺激的でした。「金持ちになる人の目のつけどころ」や「落としどころ」を教えてもらいましたね。
 私たちが富裕層に抱くイメージは幾つかあるのですが、合っている部分もあれば、合っていない部分もありました。ま、当然と言えば当然です。勿論、とても為になりましたので、加谷さんがWebなどに寄稿しているものが目につけば読んでいます。

 以前もブログで加谷さんのことを書きましたが目から鱗的な記事が多く、一つ挙げるとすれば、「お金持ちの教科書」で記載されている、「株で成功した人の多くは特定銘柄で稼いでいる」というものです。
 要は、「株で儲けた人は、自分の買った銘柄が大当たりして稼いだのだけど、そう書くと身も蓋もないので、それなりに理屈づけをして体裁を整えた」というものです。
 私自身も儲けたのは、まめに稼いだというよりも、ある特定の銘柄でドンと稼いだからですし、この記述は納得です。