すべての知識を「２０字」でまとめる 紙１枚！独学法 浅田すぐる／著 SB Creative レビュー（１）

　この本も、田口まこさんの「伝わるのは１行。」同様、文章の書き方について勉強しようと思って、図書館から借りて読みました（ただ、田口さんの本同様、文章の書き方についてはありませんでしたが）。
　そして、その内容ですが、「読んだ本をインプットする方法」、「読んだ本をアウトプットする方法」、「それらを仕事に活かす方法」の３つについて書かれています。具体的な方法は、表題通り「紙１枚で整理して２０字でまとめる」というもので、上記３つの方法全てそのやり方を踏襲しています。最初の方法が土台となっていますので、そのやり方を習熟した上で次を読み、そしてまた習熟した上でその次を読む必要があります。習熟するには「まずは実践」です。ただ、読んだだけでは身につかない本ということになります。

　やり方自体ははとても参考になると思います。読んだ本を紙１枚で整理して２０字でまとめるというのですからね。特に、これから会社で企画を練ってプレゼンする人にはとても有効でしょう。著者はトヨタでこの方法を学び、一旦転職した後に独立して企業研修・講演やコンサルティングをしているようです。

　ただ、既にプチＦＩＲＥ生活を送っている私には、アウトプットする方法を読んでいくうちに「ここまではいいかな」という思いが募ってしまいましたので、途中で読むの止めてしまいました。が、「読んだ本をインプットする方法」だけですが、「紙１枚で整理して２０字でまとめる」という考え方についてはとても参考になりますので、その部分について次から書かせてもらおうと思います。

　（続きます）