地図で読むアメリカ ジェームズ・M・バーダマン/著 朝日新聞出版 レビュー(1)
今週は図書館で借りられる本がないので、子供の本棚を見ていたところ、「地図で読むアメリカ」という本を目にしました。子供に「これ、買ったの?」と聞いたところ、「大学の授業で使った本だけど」とのこと。更に、「多分、面白くないよ」とも言われました。
でも、題名が面白そうだし、特に読む本もないので、読んでみました。念のため、図書館の検索システムで調べたところ、私の自治体の図書館には所蔵されてましたね(予約は入ってませんでしたが)。
出版年月を見ると、「2020年4月30日 第一刷発行」とありますので、最近出版された本のようです。
で、その内容ですが、アメリカは50州あるのですが、それを大きく10に分類して記載されてます。私たちは、テレビやネットで情報を得ているつもりですが、それらはやはり一部も一部、極一部であって、地域による差はとても大きいものだと思いました。
アメリカは、先住民、移民が混在しております。そして、開拓の歴史によって、地域による差がまちまちです。移民も、欧州系、中南米系、アフリカ系、アジア系と多岐にわたり、それなりの歴史を持っています。欧州系は白人として一括りにしてしまいがちですが、その中でも、イギリス、ドイツ、イタリア、アイルランド、ロシアなどがあり、それぞれに特徴があります。そして、ユダヤの系列もありますね。
地域、民族が様々で、これに宗教が加わってきます。
(続きます)