本好きプチFIREのゆるいブログ

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星の王子さま サンテクジュペリ/著 集英社文庫 レビュー

 まだ図書館から予約本が借りられないので、またまた子供らが持っている本から探してきました。「星の王子さま」は聞いたことがあるものの、読んだことはない本です。子供ら(うちの子は男ばっかりです)が何故この本を持っていたのかは謎です。

 書評を書くにおいて、やはり正直なことを書かなければならないですね。勿論、避難中傷は避けるべきだと思いますが。

 と前振りを振っておいて、一言で言いますと、よく分かりませんでした。更に言えば、この本が名作に挙げられている理由もよく分かりませんでした。自分の読解力不足と言えば、確かにその通りです。世界的に翻訳されているということですので、読む人が読めばよく分かるのでしょう。私はその域に達していなかったのだと思います。

 一応、子供らにも感想を聞いてみたところ、私と同じ意見でしたので、私ばかりが分からなかった訳ではないようなので、その点は安心しました。

 訳者(池澤夏樹氏)によると、サンテクジュペリの母は詩人で2冊発行しているそうです。そうであれば、彼もその素質を受け継いでいる可能性が高く、詩的要素を多く含んだ本ということになるのでしょう。

 私は昔から詩にはあまり興味がなく、今までもほとんど読んだことはありません。そういう詩的な素養がない者にはハードルが高かったということでしょうか。文の量が少なかったので、一通り読み終えることができましたが、量が多ければ多分途中でギブアップしたと思います。

 という訳で、「星の王子さま」を読んだ素直な感想でした。