本好きプチFIREのゆるいブログ

本とお金、そして東芝ブレイブルーパス東京を中心としたラグビーのブログをはじめてみました

すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法 浅田すぐる/著 SB Creative レビュー(2)

 読んだ本の内容を思い出せないことはままありますね。そうならないために著者は、

1.本を読む目的を明確化する。
2.思考を整理する。
3.端的に要約する。
 この3つが必要だと述べています。

 本を読む目的をはっきり意識しておけば、文章の要点に意識がいきますね。そうして、それをやっぱりメモる必要があるのだと思います。目的の明確化を土台に、要点を拾い出し、そして、その要点を整理していく。
 要点を拾い出すのは、比較的容易にできると思うのですが、それらを整理する作業は一苦労です。ここがこの作業の肝だと思います。ここでしっかり汗を流せば、最後の要約は(それなりの苦労はあると思いますが)スムーズに行けるのではないかと思います。ぶっちゃけ言えば、小説を読むような、ササっと流すような読み方はNGということでしょうね。

 私自身、要点や「成程」と思ったところは、本に付箋紙を貼ってノートにまとめていますので、上記の2に向けての作業はしていることにはなります。そこから、思考を整理したり、要点をまとめたりはしてはいないのですが。ここについては、前回も書いたように、現状そこまではいいかなといった感じです。

 あと、成程と思ったところは、「物事を理解するのには、人に説明できるように理解すること。その為には、what、why、howで整理すること」です。これは、プチFIRE状態ではありますが、「日々に意識して身につけていこうかな」と思った次第です。

 前回の繰り返しになりますが、企画関連の業務に携わっている方は読んでみても良いかと思います。勿論、思考の整理の仕方を身に着けたいという人も。